日常の消費体験からマーケティング力を上げる方法。僕はなぜスタバではなくタリーズに入ったのか。
どうも、はやとです。
今回は日常体験からマーケティング力を上げる方法として普段から心がけている消費体験の分析について書いていきます。
日々の買い物や商品選びは実はマーケティングの宝庫です。
ビジネスで長く生きてくためにはマーケティングの理解は必須です。
とはいえ「マーケティングって難しそう」だと思う方も多いと思うので、今回はマーケティングを日常生活から学ぶ様子をそのままお見せします。
【著者プロフィール】
はやと(@hayato1090)
大学生時代にブログアフィリエイトを開始。その後マーケティングを本格的に学び、LINE構築やECサイト構築に携わる。コンテンツ販売事業やコンサル事業を開始。講座生は年商1500万円、主婦が850万円、フリーターが70万円、受講開始2カ月目で30万円達成など。完全未経験でもコンテンツ制作~販売までの仕組み化を完全サポート。ENTP。ワイン好き。1日12時間AIと格闘中
わざわざ遠い場所にあるタリーズコーヒーを選んだ理由
今日は買い物をしに商業施設訪れてまして、フラーっとコーヒーが飲みたくなったんですよね。
で、目の前にスターバックスコーヒーがありました。
けど・・・
何となーくスタバの気分じゃなかったわけです。
見上げるとエスカレーターを上がった2階にはタリーズコーヒーがある。
とりあえずコーヒー飲んでゆっくりしたいなくらいにしか思ってなかったんですが僕は目の前にあるスタバではなく、わざわざエスカレーターをあがったタリーズを選びました。
コーヒーが飲みたかっただけなのにわざわざ遠い店を選ぶという選択をしたわけですね。
で、そこで思ったのが
僕はなぜスタバの気分じゃなかったのか。
わざわざ遠い場所にあるタリーズコーヒーを選んだのか。
この選択ってマーケティング的に非常に分析しがいがあるなと思ったわけです。
あなたもないですか?
何となーくこの人からは買いたくない。
何となーくこの人から買いたい。
同じような商品なのに。
みたいな。
それと同じです。
この”何となく”を分析することがマーケティングの解像度アップに繋がり、売上アップにもつながります。
ということでいてもたってもいられずタリーズコーヒーを飲みながらこの記事を書きました。
(久しぶりにタリーズコーヒー飲んだけどうまい)
というのも人々の消費行動は全てマーケティングの上に成り立ってます。
例えばデパートの1階は化粧品売り場になってるとか、スーパーの入り口は野菜コーナーとか、コンビニの外側に雑誌コーナーがあるとか。
こういうのも全部マーケティング戦略の1つです。
で、僕がわざわざ遠い場所にあるタリーズコーヒーを選んだのも恐らくタリーズのマーケにハマってそうだなと思ったわけです。
ということでこの自分の消費体験をAIで分析してみたのですが
はやりドンピシャだった。
以下はAIによる分析を一部抜粋したものです。
スターバックスのコンセプトとマーケティング
「サードプレイス」というコンセプトを掲げていて、家でも職場でもない居心地の良い場所を提供してる。
つまり、家でも職場でもないけど、なんか居心地が良い場所。自分だけの場所を目指しているわけですね。
忙しいビジネスパーソンや勉強する学生にとって、理想的なリフレッシュ空間になります。
店舗デザインはモダンでグローバルな雰囲気、緑を基調としたロゴや内装
タリーズコーヒーのコンセプトとマーケティング
タリーズは、日本市場に特化したサービスや商品展開をしていることが強み。
地域の特産品を使ったメニューや、地元企業とのコラボなど、地域とのつながりを大切にしてる。
スタバの洗練された雰囲気とは異なり、タリーズはもっと「落ち着いてくつろげる」場所を提供してる。
これらのコンセプトの違いは店舗デザインにも反映されてる。
店舗は落ち着いた木目調の内装、和のエッセンスを取り入れたデザイン
分析まとめ
項目 | スターバックスコーヒー | タリーズコーヒー |
コンセプト | グローバルな「サードプレイス」 | 日本的な「くつろぎの空間」 |
ターゲット顧客 | 20-40代、都市部在住、トレンド感度高 | 30-50代、ビジネスパーソン、学生 |
ブランドパーソナリティ | 革新的、洗練された、社会的責任がある | 親しみやすい、誠実、品質重視 |
スタバは、最新トレンドを取り入れた体験重視のブランド。
タリーズは、地元に密着した安定感のあるブランド。
タリーズコーヒーは家庭的でリラックスできる雰囲気があり、コーヒーの質にこだわる人や日常的に利用したい人に人気。
という感じでした。
これを見て僕が思ったのが
静かにゆっくりリラックスしたかった。
その手段としてコーヒーがあった。
それも落ち着いた場所でゆっくりしたかった。
ということです。
僕が入った店舗は商業施設ですごいわちゃわちゃしてたんですよね。
だからなんかストレスに感じてて静かな場所でゆっくりしたいっていう潜在的なインサイトがあったんだとこの分析で感じた。
コーヒー飲みたいなーってのはあくまでも表層の部分で、真の目的はリラックスすること。
いわゆるインサイトだなと。
抽象的な僕のイメージになりますが、スタバってちょっとカッコイイ雰囲気じゃないですか。
店内も周りから見える感じで壁が少ない。
そして周りでパソコン打ってる人もいれば女の子がフラペチーノ飲みながらワイワイしてたり。
仕事があるとか、スタバの新作が飲みたいとか目的があるなら別ですが、僕はとりあえずコーヒーを飲んでゆっくりしたかっただけなので、静かな場所を選んだ。
その結果目の前にあるスタバではなく、ちょっと薄暗い落ち着いた雰囲気のタリーズコーヒーが選ばれた。
という感じです。
”何となくコーヒー飲みたかった”
という僕の行動はしっかりマーケティング戦略の上にあったわけですね笑
例えばコンテンツ販売で稼ぎたい!
みたいな欲求とかも表層的なもので、もっと深く掘れば
・家族との時間を増やしたい
・旅行したい
・美味しいもの食べたい
みたいな真の欲求に辿り着けるわけです。
もっと言うならコンテンツ販売じゃなくていいのかもしれない。
表層の部分しか見れてないと的外れなマーケティングになるので商品は売れません。
だから顧客リサーチやコンセプトってすごく大事なんですよね。
ただそういうマーケティング能力って急激に上がるわけじゃないです。
なので日頃からこうして自分の商品体験を言語化したり分析しておく癖をつける。
そうすれば少しずつマーケティング力が上がるのでおすすめ。
こんな感じに思ったことをフラーっとAIに聞くだけでいいのよ。
難しいことはしてない 3個のAIに質問しただけ。
いかに日常的にマーケ的な思考を積むかが大事です。
ぜひやってみてください。
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